トキコ・タガミ

早稲田大学卒業後、カナダに留学。1988年9月帰国直後に起きた「東京埼玉幼女連続殺人事件」への公的機関の対応にショックを受け、カナダで学んだことを日本に紹介する必要を感じて翻訳出版した『わたしのからだよ!』が話題となる。子どもの力を信じ、幼児期から思春期にいたるまで、あらゆる子どもの問題に取り組み、子どもと親をサポートする活動を精力的に行なっている。現在、NPO法人女性と子どものエンパワメント関西理事長。  プロフィール

エリザベス・クレアリー

親や教師、子どもを支援する活動を長年続けている。その経験と実践をもとに、のびのびと責任感のある子どもが育ち、親も自分を大切にし、楽しみながら子育てをする方法として、1990年にスター・ペアレンティングというプログラムを開発。 どの年齢の子どもにも使え、シンプルで無理なくすぐに実践でき、アメリカやカナダでは圧倒的な支持を得ている。 親教育や子どもに関する著書は30冊以上。講演やワークショップ、大学での講義、テレビやラジオ出演などを通して、多くの人に親しまれている。 子ども2人は独立し、夫とともにアメリカのシアトルに暮らす。

メグ・ヒックリング

性の健康教育の第一人者、カナダのメグ・ヒックリングさんは、持ち前のユーモアと暖かい笑顔で、ふつうは敬遠されがちな性の問題を、明るく、科学的に、多くの子どもや親、専門家たちに教えてきました。  性の健康教子どもを、性的虐待の被害者にも加害者にもさせず、豊かなおとなへと育てることを、メグさんは主張し、実践し続けてきました。その仕事は高く評価され、カナダの最高の賞である、カナダ勲章をはじめ、ブリテイッシュ・コロンビア大学の名誉博士号など、数々の名誉ある賞を授与されています。  日本では、1999年秋に著書、「メグさんの性教育読本」が出版されたのをきっかけに、「女性と子どものエンパワメント関西」の要請で、年に1,2回の割りで来日、講演会やワークショップを行っています。

バーバラ・ペイン

カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州の登録臨床心理カウンセラー(心理療法士)及び ブリティッシュ・コロンビア大学でカウンセリング、心理学を学ぶ。1995-2000年、カナダ赤十字で虐待防止プログラムの開発やトレーナーとして勤務。2001-2003年、サニーヒル・セクシャルヘルス・リソースセンターでは、障害を持った子どもたちに性教育を夜と週末にはカウンセリングを行う。 子ども・思春期・大人など異なった背景や文化を持った人々を対象に、治療やカウンセリングに当たっている。発達障害者の性と社会性などに関するワークショップに関わり、介護者、保護者、教員その他発達障害者と生活をともにする人などを対象に、障害者との倫理的な境界なども取り上げている。

アンディ・ヒクソン・ペイン

インターナショナル創作芸術家・映画制作者・映像作家・演劇監督・俳優・劇作家・作家。文化人類学を学び、ドラマ・セラピーの専門家の母親と妹・弟と、12歳から2年間、マレーシアの熱帯雨林で原住民の村で暮らした時、暴力がない生活を体験、非暴力ワークショップの原点になる。1995年、タイ・ツアーズ結成、演劇教育に関わる。世界を回り、学校やコミュニティセンター、また、社会奉仕、刑務所、病院、劇場でも劇やワークショップを開催。専門は創造的アクション・メソッド、俳優、保護監察官、教師、セラピスト向けの被抑圧者のための演劇テクニック。アクション・ワークのディレクター、 青少年のいじめに反対する国際会議のマネージャーを務める。